鰻一匹まるごと”びっくり重”3250円

ちょっと忙しくて・・というのは言い訳で、自分の中でブログ書く熱がちょっと冷めてしまって💦って、そんなこと言ってる場合じゃない！何でも継続が力なり！続けてみようと再・一念発起して、書いてみることにします(笑)

土用の丑というけれど、実はうなぎの旬は夏ではなく冬で、昔はうなぎが夏に売れずにさばくのに苦労した。それで、魚屋が考えて作ったのが土用の丑で、戦略にのっとったイベントにすぎないという記事を見て、あれ？そうだったの？って💦初めてそんなこと聞いたわ

大卒で入った日本食研でうなぎの冷凍を扱ってた。商品名は『うなぎ60尾サイズ』みたいな商品名だった。５キロか10キロに対して、何尾入っているか、みたいな商品名だったように思う。

売るとスーパーの人から必ず「センパンしてね」って言われる。センパンっていうのは宣伝販売の略で、小売りの業界用語みたいな言葉。当時、まだまだ鰻が安かったからね。小さい鰻で1尾780円。大きいのでも1500円ぐらいだったんじゃないかなぁ・・今はその3倍ぐらいだと思う。

扱ってたのは中国産の鰻だったけど、むちゃくちゃうまかった。鰻の養殖場から仕入れて、自社工場で加工してたんだっけな。ほんとにふっくらしてて、おいしかった。骨ないし、臭みないし、「えっ！中国産？」って3人に1人ぐらいお客さんが言うんだけど、「いやね、これ、自社工場で作ってて、ピンセットで骨一本一本抜いて、それから蒸して焼いてるですよ。日本人管理のもとで加工してるので、僕ら自信もって売ってます。ちょっと食べてみてください」って、これで2人に1人は買ってくれた。

僕、今まで色んな仕事してきたけど、いくつか、この仕事、向いてるなぁと思った仕事がある。宣伝販売もその１つ。けっこう上手だった。行く店、行く店で褒められたよな。うれしかった。

また、前置きが長くなっちゃったけど、こないだ家族で「宇名とと」っていう、日本にもチェーン展開してる鰻の専門店で”びっくり重”というのを食べてきました。

もっかい載せておこう。見た目のインパクトはグッド！大きいなぁ！と思った。娘たちも喜んでた。52万5千ドン（3250円）。コスパいいんじゃないかな。何よりハノイでこんな鰻を食べれる店はここしかないと思う

そして、肝心の味は・・これもグッド！まぁこの店は友人と何回か来てて、うな重ミニサイズは食べたことあったから、味の想像はできてたけど、鰻はサイズによって、味も食感も違うしね。どうだろうなぁと思ったら、ふっくらしてて、皮はパリッとまではいかないけど、生臭さとかは全くないし、骨がちょっと残ってたのが気になったぐらいで、かなりよかったね。もうちょっとパリッとめに焼いてくれたらよかったかなとは思った。

で、実はこの2日後ぐらいにベトナム語を教えてくれてる先生とも食べに来たんだけど、そのときは1人前の大盛サイズを食べて、そっちのほうが食感がよかったから、このビッグサイズを頼むときは、しっかりめに焼いてくださいってお願いしたら、関西人はちょうどいいかも。この宇名ととは関東の店だったと思うから、ちょっとふっくらめなのかな。関西はパリッと、関東はふっくらめなんでしょ？

だし巻き。2万5千ドン（140円）で安かったから頼んだら、娘たちが後からメニュー見だして、明太だし巻き5万ドン（300円）みたいな食べたいって。高いから注文しなかったのに・・💦でも、おいしいって言ってくれて、よかったです。

僕はといえば、実は鰻は一口だけ食べて、まぁ妻も鰻を娘たちにだいぶ分けてたから、残骸しか残ってない、うなぎのタレがしみたご飯だけになってたけど。優しいからね。ほんで、娘たちが残したグチャグチャの地獄絵図みたいな残りを私が食べたよ。まぁそりぁ言いすぎだけど(笑)きれいに食べてほしいもんだね

それで、牛丼の大盛を食ってました。これ、いくらだっけなぁ。10～12万ドン（600～720円）ぐらいだったと思います。この日のお会計は全部で94万ドン（5700円）でした。

メニュー豊富だから目移りするね。うな丼ダブル25万ドン（1470円）がいちばんおすすめかも。

今度はまぐろ漬け丼か、サーモン3種丼あたりかなぁ。けっこうなミニサイズの丼ですので、3つぐらい食べないと、腹いっぱいになりませんけど・・💦

店員さんの接客もちゃんと教育されていて、気持ちが良かったです。たまたまだと思うけど、ちょっと、なんか色々おせっかいしようとしてくれる子だったようで、日本人の中でもちょっと他人との距離が遠めの私からすれば、ちょっとウザいなという感じだったけど(笑)色々話しかけてきてくれて、気がきいていたと捉えることにしよう。