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狙うは頂点!ぶっかけ飯通り3強の一角。最後の砦

予想以上に混んでた。これはぶっかけ飯(コムビンザン)通りオオトリにふさわしい。コムビンザン通りと私が勝手に呼んでるぶっかけ飯屋(コムビンザン屋)が乱立する通りを抜けて、大通りの側道に入ってすぐ2軒目にあるこの店。一番人気店の座を狙うにふさわしいサービスとおいしさ、そしてコスパでした。値段は3万ドン(165円)がデフォルトで4~5品入れてくれます。それを超えると、追加料金で盛ってくれる。来る人来る人、どんなふうに盛るんだろうと見てたけど、3万ドンを超えていそうな客はいなかったな。かつて4万ドンまでしか札がないぶっかけ飯屋で7万ドンという大記録を打ち立てたこの俺がここでも伝説を作ってやろうかと考えております。店員さんの愛想もよくて、いい感じでした。4~5品って言ったけど、もっと入ってるね。6品ぐらい?これで3万ドンは安いね

スペース、料理の数は前回紹介した一番人気の店の半分ぐらいだけど、奥に調理場があって、私がいた10分の間に3回ぐらい補充してた。残念だったというか、運がわるかったのは私のすぐ後に炊き立てご飯の追加が来たこと。これだけはタイミングがあるから仕方ないね。ここの料理、味付けがちょうどよく、どれもいい意味で薄味ベース。こういうぶっかけ飯屋はご飯をドーンって載せてっていうタイプだから、味を意図的に濃くしている店が多い中で珍しいね。心なしか客の年齢層が高めだった気がする。たまたまかもしらんけど

魚好きだし、うまそうだから、取りたいんだけど、なんせ川魚だから小骨が信じられんぐらい多いんだよ。だから食べるのめんどくさい。つい肉に走っちゃうね。鶏肉も日本みたいにきれいに切り分けられてないから。骨しかない部分とかもけっこうある。これもベトナム7不思議の1つかな。なんで日本みたいに切り分けないんだ?骨があったほうがダシが出ていいのかな?から揚げでも、もも肉の煮物でも何でも骨があるから食べにくいね

豆腐のトマト煮、コンソメ風味キャベツ炒め。保温されてたらなぁ。ここもっと人気出そうなのに

そういえば、こういうぶっかけ飯屋は実は3~4人で行くと、ぶっかけではなく、おかずを1品ずつ出して、それをみんなでご飯を茶わんに取り分けて食べるという形式もできます。ご飯にぶっかけるのが嫌だったり、毎日そういうので飽き飽きしている人などはそういうスタイルでオーダーすればいいです。1人で行ってもよく行く店の暇な時間なら対応してくれますが、このぶっかけ飯通りぐらいの客数があって、昼のピークの時間はたぶんできないですが。僕もベトナムに来たばっかりのタイグエンというハノイから北に80キロ行った小さい町に住んでいたときは食に悩んでいました。海外生活初心者にとってはあるあるじゃないでしょうか?最初はフォー。2~3カ月、朝も昼も夜も食べ続けて飽きちゃって、チャーハン(Com Ran)食べるが、油っこすぎて、すぐに飽きる。次はブンチャーにはまる。それも同様に次第に飽きる。で、ぶっかけ飯(Com Binh Dan)にハマる。ハマるというか、それしか選択肢がなくなる。でも、やはり飽きる。色々な店に行って、1人だけど取り分けてほしいと、ジェスチャーで伝えて、いい店を探す。でも、結局いい店は探せなかったな。なんせ当時は足がなかったから。バイクないし、短大付属のセンター勤務で寮は学校の中で、行動範囲が狭かったからね。で、いうてるうちに結婚して、妻の家族と同居して、バイクで通うようになって、ブンカ―(Bun Ca。魚のフォー)にハマった。ブンカーはしばらく飽きることなかったけど、もともとブン(Bun。米粉のフォーより細い麺)がそんなに好きじゃなくて、バインダー(Banh Da)っていう、フォーに似てるけど食感が違う麺。ブンとフォーの間の太さぐらいの麺なんだけど、その茶色のほうのバインダードー(Banh Da Do)っていう麺のバインダーカー(Banh Da Ca)にハマって、今に至ります。これは肉じゃなくて魚だし、あっさりダシだから、いいね。読みにくい文章ですみませんでした💦

非常においしくいただきました。コムビンザン通りシリーズは終わりますが、他のエリアのコムビンザンを求めて、食いしん坊バンザイ野郎の旅はまだまだ続きます。乞うご期待!

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